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SERVICE獣医部門

農場内ミーティング・勉強会

 

トータルハードマネージメントサービスでは、繁殖検診後に農場で繁殖成績についてのミーティングを行い、加えて定期的なミーティングを行っている農場が多くあります。

 


 

農場内ミーティングは農場に関わる様々な人が共通認識を持つために非常に重要です。ミーティングでは

①現状把握

②改善方法とゴールの設定

③具体的な行動計画

に焦点を当てます。

 

①現状把握

繁殖成績、乳量、周産期疾病、乳房炎、蹄病、子牛の管理、遺伝改良などさまざまな項目に対して現状を分析し、農場の方々と共有します。「最近はなんとなく良い感じがする」といった主観的な評価でなく、可能な限り客観的な数字を用いて評価します。

 

②改善方法とゴールの設定

農場の問題点や改善点に対して、その方法と改善の目標を設定します。ゴールは明確な数字として示すことで、次回のミーティングで改善が見られたのかどうかを評価できます。

 

③具体的な行動計画

目標に対してどのように取り組むのか具体的に方法を決めます。そして、実際に農家さんに取り組んでもらいます。

 

 

具体的な数値で評価し、目標を設定することで、次のミーティングでその結果を再評価し、さらなる改善へ繋げることができます。DC305は繁殖だけでなく、乳検データやゲノム検査結果の取り込み、疾患のデータを入力することで総合的に牛群を評価できるので、それらのデータを活用したミーティングを行っています。

 

こうしたミーティング以外に、随時、農場向けの勉強会をしています。テーマは農場からの要望に合わせて決めています。例えば、「オンファームカルチャーと乳房炎」「農場で行う削蹄」「分娩と周産期の対処法」「子牛の管理」などです。これらの勉強会は農場のスタッフ向けに行うことが多く、農場とスタッフのレベルアップを目的としています。農場での日々の作業における疑問を解決していくことで、様々な疾患の予防に繋がります。

株式会社トータルハードマネージメントサービス